北京
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8日からインドのバンガロールで開催されていた国連の衛星航法システムに関する国際委員会(ICG)の第14回会合が現地時間13日に閉幕しました。国際協力に積極的に参加してきた中国代表団は、今大会で実り豊かな成果を上げました。
中国の「北斗衛星測位システム」が今大会で高く注目されました。米国のデイビッド・ターナー国務省宇宙先端技術部次長は、今回の会合をきっかけに、米国の全地球測位システム(GPS)が中国の「北斗」システムとの踏み込んだ協力について検討ができるうえ、両国の宇宙関係者、とりわけ衛星航法システム分野の専門家らは、異なったシステム間の最適化と互換性について話し合うことができるという見方を示しています。
中国代表団は今大会全議題の討論に参加し、実り豊かな成果を上げました。また、「北斗衛星測位システム」座標系のテンプレートや高精度応用に必要な衛星のパラメータと宇宙環境観測データなどを初めて公開し、大国としての責任ある姿勢を示しました。
中国衛星航法システム管理弁公室の冉承其主任は、「『北斗』システムが積極的に国際協力に参加することは、全世界、全人類に衛星航法分野における中国の知恵とプランを提供するとともに、国際舞台での中国のイメージアップにもつながる」と述べました。(鵬、Yan)