北京
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国家統計局が10日発表したデータによりますと、11月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比4.5%上昇し、特に肉類製品の上昇が目立ちました。
中国では今年、豚肉の価格上昇が続き、政府の関連部門は生産促進や供給ルートの拡大、冷凍の備蓄品投入といった対策を取り、供給の確保に取り組んできました。また、法律に基づいて米国産鶏肉の輸入許可も行っています。
これについて、商務部の高峰報道官は「政府は今後も、企業の輸入先の多元化をサポートし、高品質な肉類の輸入量を増やしていく。今年、肉類の年間輸入量は600万トンを上回っており、そのうち豚肉とその副産物は300万トンを超える」と示しました。
専門家は豚肉の価格について、「飼育される豚の数が元に戻るまでは待つしかないが、来年の下半期には安定するだろう」と見ています。(朱 謙)