北京
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中国の張軍国連大使は9日、中国が多国間主義を断固として支持する姿勢を重ねて表明しました。
第74回国連総会はこの日、「開発と平和のためのスポーツ」という議題を審議しました。張大使は席上、「五輪精神は終始、団結、友誼、平和を大いに発揚し、異なる国や文明間の交流と融合、和やかな付き合いを提唱する。しかし、見渡せば、いまの国際社会は多くの挑戦にさらされている」と述べました。
そのうえで、「中国の姿勢は明確なものである。それは、多国間主義の側に立ち、絶対多数を占める国連加盟国の側に、公平と正義、時代の流れと同じ側に立つことである」と話しました。
張大使はまた北京冬季オリンピックの準備状況を紹介し、「中国は環境にやさしいエコのオリンピックを心がけており、2022年の冬季オリンピックでカーボンニュートラルの実現を目指す」と表明しました。(ヒガシ、Yan)