学生による神戸応援提案コンテスト、北京で実施

　「学生による神戸応援提案コンテスト～コウベの魅力を中国で展開するために」が8日、北京の在中国日本国大使館で開催されました。このコンテストは神戸大学北京同窓会と神戸市の共催によるもので、中国の大学生を対象とした中日青少年交流推進年の記念イベントです。

　このイベントは神戸の産業・企業の発展に繋がるシティプロモーションを通じて、神戸を応援するという目的で行われました。コンテストには、北京外国語大学、対外貿易大学、天津外国語大学などから8チームが参加し、日本語によるプレゼンや動画を通じて神戸の魅力をPRしました。コンテストの結果、対外貿易大学の二つのチームが一等賞と二等賞を受賞しました。

　一等賞を受賞した対外経済貿易大学大学院生の鐘品さんは「今回の一等賞は本当に嬉しいです。私たちは実際に神戸に行って 実際に見てから決めました。神戸を回った後に六甲山の魅力を深く感じたので、それを紹介するポイントにしました」と話ししました。

　二等賞を受賞した対外貿易大学二年生の田文靖さんは「私たちは夏休みから準備を始めました。2等賞を獲得したことはとてもうれしいです。私はPPT（パワーポイント）制作担当でしたが、あまり経験がなく、かなり難しいと感じました。例えば、文字のサイズと字体に工夫を凝らし、20回も直しました」と話しました。

　運営に当たった神戸大学北京同窓会の大岡夕伽子さんは「学生の方々の発表内容のレベルは私たちが想定していたよりも何十倍も素晴らしいもので、とても驚くと同時に、大変うれしく思いました」と述べました。

　結果発表後の懇談会では、参加者たちは神戸大学農学部ブランドの清酒や「神戸風月堂」のお菓子、神戸に本社を置く製パンメーカー「ドンク」のミニクロワッサンに舌鼓を打ち、神戸の魅力を体験しました。（取材：黄競、閔亦氷　映像：馬玥）