北京
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ナイジェリアの元外相であるアミヌ・バシール・ワリ氏は、かつて中国駐在大使を務めた任期中に香港を訪れ、「一国二制度」の実践が収めた成功を直接感じたと話します。
混乱の続く香港の状況についてワリ氏は「痛ましく思っている。香港問題は完全に中国の内政であり、他国が干渉すべきものではない」との考えを示しました。
ワリ氏は国際連合ナイジェリア政府代表部に勤め、2009年から中国駐在大使を、2014年から2015年まで外務大臣を歴任しました。国際問題と中国・ナイジェリア関係に詳しい同氏はこのほど、香港の出来事についてメディアのインタビューを受け、「一連の事件は非常な不幸な出来事であるが、香港特別行政区政府にはすべてを正常に戻す能力があると信じている。だが、時間はかかるだろう」と述べました。
ワリ氏はまた、「私は、香港で発生した全ての出来事の背後には、香港に干渉する一部外国勢力の邪悪な動機があるものと見ている。中国は一つの主権国家であり、いかなる国であろうと中国の国内で起こった問題に干渉するべきではない」と強調しました。(雲、謙)