北京
PM2.577
23/19
中国通信企業に「安全のワナ」があるという米国の指摘を受けて、外交部の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で、「米国が主張するいわゆる『安全のワナ』は、堂々とした理由があるように聞こえるが、実はまったくのでたらめだ。関係諸国は、自国の長期的な利益を元に独立した見地で判断して、公平、公正、差別のない原則を堅持するとともに、米国のいわゆる『安全のワナ』に陥ることはないと確信している」と述べました。
米国務省の報道官は4日、「華為技術(ファーウェイ)やZTEなどの中国通信企業が某国の5Gネットワークの建設に参与する場合は、どんな部分の建設においても、同国国民の個人情報や人権と安全にとって大きなリスクをもたらす」という内容の声明を発表しました。
これを受け、華報道官は「英国やドイツ、EUの関連機関が長年にわたって審査した結果、ファーウェイには明らかな『裏口』からの不正行為が見つかっていないことが判明した。また、ファーウェイも、関係諸国と『裏口』のない協定を結び、第3者からの審査と監督を受ける用意があるとも表明している」と強調しました。(ミン・イヒョウ 星)