北京
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四川省楽山市の夾江県は、四川省のお茶の産地の中心的な土地で、長江の中・上流域の特色あるお茶と輸出用のお茶に関する重要な地域でもあります。これまで10年連続で「国家重点レベルの茶の生産県」に指定されたほか、「中国茶産業ベスト100県」ランキングにも名を連ねています。
夾江県で茶の栽培が始まったのは約1000年前と言われており、今日でも、県内の千仏岩という場所には茶馬古道(茶と馬の交換のために通る交易路)が残っています。
2019年の時点で夾江県には280社のお茶の加工会社があり、お茶の加工産業の生産高は30億1千万元を超え、関連産業全体の生産高は56億2千万元となっています。お茶の輸出額と輸出量はそれぞれ四川省内でトップで、そのうち緑茶の輸出額は8億元を超えています。(任春生、謙)