北京
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スイスのジュネーブで3日に開かれた生物兵器禁止条約(BWC)2019年締約国会合の中で、中国の李松・軍縮大使は「中国は世界の生物安全の強化に尽力している」と強調しました。
李大使は「中国は生物安全実験室などを通して、国際社会に向けた公共商品を提供することに努めている。また、生物兵器禁止条約のメカニズム強化のため、条約枠組み内での『生物学者の行動規範』の制定と、『生物拡散防止輸出規制と国際協力システム』の設立を望んでいる」と述べました。
李大使はまた、「各国はバイオ技術の発展によるメリットを享受すると同時に、その乱用や兵器化およびテロへの利用といった深刻な課題に直面している」として、この希望と危険の両方に満ちた変革の中で、国際社会は共同で対応していく必要があると強調しました。(朱 謙)