北京
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国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のフランチェスコ・ロッカ会長は2日、ジュネーブで、「IFRCがベネズエラでの人道支援には国際社会からの資金支援が極端に不足している」と明らかにし、人道支援を政治目的の道具にするやり方を非難し、「一般庶民の絶望に付け込んで、国家の安定を破壊しようとする人がいる」と警告しました。
ロッカ会長は、「IFRCは9月にベネズエラでの人道支援のため、国際社会から5000万スイスフランの募金を呼びかけたが、予定金額の10%しか集まっていない。そのため、IFRCのベネズエラでの支援人数は5万人に止まり、目標だった65万人との間に大きな開きができた」と述べました。
ロッカ会長は、こうした状況は国際社会の資源不足が理由ではなく、「政治的意思」によるものだという見方を示しています。(殷、Yan)