北京
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先月29日、英ロンドンでテロ事件が発生し2人が死亡したことを受けて、外交部の華春瑩報道官は2日の定例記者会見で犠牲者に哀悼の意を表すとともに、「テロリズムは世界各国が共に直面する試練であり、その対応に『ダブルスタンダード』があってはならない」と強調しました。
華報道官はその中で、「もし今回のようなテロが中国で起きた場合、米英メディアはどう報道し、どう解釈するだろうか。これまでの経験に基づけば、彼らは殺人犯のことを『抑圧され、反抗せざるを得なかった闘士』などと美化するのであろう。警察官が近距離まで迫る凶悪犯を射撃したことも、『過剰な暴力では』と疑問視するのではないか」と問いました。
華報道官は「今回の事件が物語っているように、テロリズムは世界各国が共に直面する試練である。また、テロリストは国籍や宗教、性別、年齢を問わないため、テロの取締りには『ダブルスタンダード』があってはならない。各国は協力を強化し、より効果的かつ予防的なテロ取締りと過激化除去の措置を共に模索して、各国の共同の安全を維持するべきだ」との考えを示しました。(ヒガシ、謙)