北京
PM2.577
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改正された「食品安全法実施条例」が12月1日から実施されています。法律や規定に違反した行為に対する懲罰を強化し、個人に対する処罰制度を新設しました。
「食品安全法実施条例」は「食品安全法」を施行するために定められたもので、今回の改正では「食品安全法」の原則や規定の細分化、懲罰の強化、具体的な問題に対する監督管理、リスク管理制度の健全化などが重点となっています。また、法律に違反した企業の責任者など個人に対する処罰制度が初めて定められ、最高で年収の10倍に相当する金額が罰金として科されます。
このほか、故意に法律に違反し、重大な被害をもたらした企業に対する刑事責任の追及を強化すること、消費者に対する直接的な賠償を強化すること、企業の内部告発者に対する奨励を拡大すること、信用を守る業者への奨励と守らない業者への懲罰に関する合同作業メカニズムを構築すること、食品安全に関する信用状況を市場参入、融資、信用貸付、信用評価などと結び付け、社会に公開することなども盛り込まれています。(鵬、星)