北京
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第16回中日韓自由貿易協定(FTA)交渉会合が28、29日の両日、韓国・ソウルで行われました。この会合には、中国から王受文商務部副部長兼国際貿易交渉副代表、日本から香川剛廣外務省国際貿易・経済担当特命全権大使、韓国から呂翰九(ヨ・ハング)産業通商資源部部長補佐がそれぞれ代表団を率いて出席し、物品貿易、サービス貿易、投資とルールなどに関する重要な議題について踏み込んだ意見交換を行い、ポジティブな進展を収めました。
3カ国は「中日韓FTAの締結は三国の共通利益に合致する」とした上で、「特に保護貿易主義が台頭し、世界経済が複雑で深刻な状況に置かれている現在、3カ国の指導者が合意した共通認識に基づいて交渉を加速させ、経済貿易協力の潜在力をより一層引き出し、世界経済に新たなエネルギーを注ぐ必要がある」と確認しました。(鵬、Yan)