中国の内政に対する著しい干渉は必ず徒労に終わる

2019-11-30 16:30  CRI

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 毎週お届けしている「チャイナビジョン2019」、お相手は私、みん・いひょうです。

 米国上院が19日にいわゆる「2019年香港人権・民主主義法案」を可決したこと受けて、中国は強い不満と断固たる反対を示しています。

 今回は、この動きについてCMG(チャイナメディアグループ)で取り上げられた論説文の内容をピックアップしてご紹介します。

 「ここ連日、香港市民は自発的に街に出て道路の障害物を取り除き、警察を支持する集会を開き、実際の行動を通じて特別行政区政府と警察に対する支持を表明している。米国の一部が香港の民意の訴えを無視し、香港関連法案の推進に固執して現実の流れに逆らうことが750万人の香港市民を含む全ての中国人の非難と軽蔑を受けることは必然だ。国家の主権、安全、発展利益を擁護し、「一国二制度」の方針を貫徹し、香港問題に対するいかなる外部勢力の干渉にも反対するという中国政府の決意は断固として揺るがないものだ。」

 「このロング・アーム管轄権という横暴な行為は成功しないだけでなく、米国のダブルスタンダードのやり方を改めて暴露するものだ。仮に米国で、香港で現在進行している過激な暴力犯罪事件が発生したら、米国の警察はどれだけ厳しく制圧し、処罰するだろうか。米国の一部政治関係者はそれでも、暴力行為を「美しい風景」などと軽々しくたとえるのだろうか。ダブルスタンダードのペテンは、米国の一部の者の当てにならない政治目的の助けになりえないどころか、逆に米国のイメージを損ね、米国の信用を傷つけることになる。米国は自業自得で自らが恥をかくことになる。」

 「下心ある米国の政治家がまず「計算」したのは、香港の過激な暴力犯罪分子に、いわゆる「強心剤」を打って、香港を乱し破壊する行為を続けさせることだ。次の「計算」は、香港の安定を維持する人に打撃を与え、「一国二制度」の破壊を狙うという、さらに愚かな妄想だ。3番目の「計算」とは、香港事情に手を出すことで中国につけこんで、中国の発展を阻止することだ。火事場泥棒のように香港をかく乱するのは、愚かな妄想だ。そんなことをしていれば、逆に自らが火だるまになって引き下がることになるだけだ。」

 「香港で「逃亡犯条例」改正をめぐる騒動が発生してからの5カ月余りの間、米国は舞台の表と裏で極めて悪辣な役を演じてきた。ペンス氏やペロシ氏ら米国の政治家は「反中乱港」のリーダーと会見し、腹心や代理人を育てた。全米民主主義基金(NED)などの団体は暴徒にさまざまな支援を提供した。米国の一部メディアは善悪を混同し、過激な暴力犯罪分子の気勢を助長した。これらが人々に気づかせたのは、米国の一部の人々が香港問題において行っていることは、香港の未来と香港の人々の利益のためを思うものでは決してなく、むしろ反対に「香港版のカラー革命」を起こして香港を混乱させ、さらには中国の発展を妨害しようとするたくらみだということだ。この手のやましい政治的たくらみは必ず、失敗という壁に突き当たるだろう。」

 「暴力行為は国際社会の共通の敵であり、暴力を制止するのは国際社会の共通認識だ。米国の「ウォール街を占拠せよ」運動であれ、英国でロンドンなどを席巻したイギリス暴動であれ、両国政府はいずれも躊躇なく警察を出動させて強硬な処置に出ている。最近では、スペイン、チリの当局も、暴力分子に対しては法に基づいて逮捕し、果敢に打撃を加えることで一致している。これは暴力を抑えることが世界の公理であることを十分に説明している。香港で発生した波風の実質は、外部勢力と香港を混乱させる反中国分子が深く結託して画策した「香港版カラー革命」であり、米国が香港関連法案を可決したことは、その内の重要な一環であることを大量の証拠が示している。ひたすら自分の意志を通そうとするならば、中国は断固として対抗し、そのために効果的な措置を講じることになるだろう。香港を混乱させようとするいかなる策謀も、いずれも妄想に過ぎず、最後には苦い思いをすることになる羽目だ。」

 「過去数十年にわたり、イラクやシリア、そしてアフガニスタンやリビアなど、米国が介入した地はいずれも不安定になり貧困化し、混乱の泥沼に陥った。米国の一部の者が暴力に「青信号」を点灯したことは、国際法と国際関係の基本ルールに対する深刻な違反であり、人類共同の価値観に背く人類の道徳と文明の最低ラインに対する挑戦だ。実際には自国の未来に「赤信号」を灯す行為であり、信用とイメージを自ら破損するだけでなく、将来は自らが暴力によって「逆襲」されることになる。実例としては、米国が中東地域で動乱を引き起こしたことが大規模な難民の危機を招き、西側の社会秩序に極めて大きな打撃をもたらし、結局は自らの利益を損ねたことがある。」

 以上、「チャイナビジョン2019」、ミン・イヒョウがお伝えしました。

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