北京
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10月末に開催された中国共産党第19期中央委員会第4回全体会議(四中全会)では、中国の特色ある社会主義制度の堅持と健全化、国家管理のシステムと能力の近代化の推進について、大きな戦略的措置が発表されました。この会議は、ロシアの学界からも注目されています。
ロシア新大学(RosNOU)アジア太平洋地域研究センターの責任者、ナタリヤ・ペチェリツァ氏は、「世界情勢が複雑に変化し続ける中、中国は自国の経済の安定成長を保ちながらも、ほかの国の貿易や経済の成長をけん引し、責任ある大国の姿を示した」と評価しています。
また、ペチェリツァ氏は「中国の改革開放政策は40年で著しい成果を収めた。中国は自身の発展を通じて他国の経済成長と貿易拡大を積極的にけん引している。第2回中国国際輸入博覧会の開催がその良い例である」と述べています。
「一帯一路」について、ペチェリツァ氏は「協商・協働・共有の原則に基づいて、開放・包容・互恵・ウィンウィンを提唱する『一帯一路』は、各国の発展と国民生活の改善に確実な利益をもたらす」との見方を示しました。(鵬、Yan)