北京
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国連のグテーレス事務総長は27日、「イスラエルがパレスチナでの占領地に建設したユダヤ人入植地は法的拘束力を持たず、その入植は国際法違反だ」と述べました。
国連の「パレスチナ人民の固有の権利行使に関する委員会」はこの日、11月29日の「パレスチナ人民連帯国際デー」を記念する会議を開きました。ヴィオッティ国連事務総長室官房長はグテーレス事務総長によるメッセージを代読し、「過去一年、パレスチナとイスラエルの問題は改善するどころか、悪化し続けている。ユダヤ人入植地の不法な建設やパレスチナ人住宅の強制撤去、イスラエルの一般市民を狙ったロケット弾や迫撃砲弾の発射を止めなければならない」と述べました。
また、第74回国連総会のムハンマド・バンデ議長は「中東地域にいるパレスチナ難民に対し、十分な人道支援を提供すべきだ」とした上で、「パレスチナ難民への教育、医療支援などを続けられるよう、国連パレスチナ難民救済事業機関に対する資金援助を拡大してほしい」と述べました。(鵬、Yan)