北京
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第21回中日韓環境相会合が23日から24日にかけて、日本の福岡県北九州市で開かれました。会合には李幹傑生態環境部長、日本の小泉進次郎環境相、韓国の趙明来環境部長が出席しました。
李環境部長は開幕式の基調演説で、「開放、協力、前向きな態度で、国際協力と世界規模の環境ガバナンスに全面的に参与する」と中国政府の立場を確認しました。その上で、「今年は『中日韓環境協力共同行動計画(2015-2019)』の最後の年である。域内で持続可能な発展に貢献した日本と韓国を評価している。中国は日本、韓国と連携して、ともに関心を寄せる生態環境問題における交流と協力を深めていきたい。また、『一帯一路』のグリーン成長国際連盟を含めた協力の場を活用して、『中日韓+X』生態環境保護を推し進め、三カ国をはじめとするより多くの国に利益をもたらしていきたい」と強調しました。
これに対して、日本の小泉環境相は、日本の海洋プラスチックゴミ、生物の多様化、気候変動への対応、大気汚染などの分野における取り組みを紹介しました。また、韓国の趙環境部長は韓国の環境戦略企画に関する活動を説明した上で、ここ数年、大気汚染の防止、低炭素経済、グリーン成長などの分野における韓国の取り組みを紹介しました。
さらに、会合は「第21回中日韓三ヵ国環境大臣会合コミュニケ」を採択しました。(朱 星)