北京
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上海で開かれている第2回中国国際輸入博覧会で6日、新時代における輸入拡大と貿易利便化に関するフォーラムが開かれました。質の高い製品のさらなる輸入、開放と協力、業界の進化などをめぐって、政府部門、税関、団体、銀行などが新たな策を講じると発表しました。
商務部の任鴻斌部長補佐官は、「2001年から2018年までの18年間、モノの輸入額は22兆ドル、サービスの輸入額は4兆2000億ドルであった。そして世界2番目の消費市場になり、また世界最大規模の中間所得層があり、消費はかなり伸びると見られる。これは各国にとって輸入や雇用、発展のチャンスである」と、政府の開放的な姿勢を示しました。
また、税関総署の李国副署長は「サ―ビス経済のグローバル化や貿易の自由化、通関の利便化について、中身があり実務的な交流や協力を展開していく」と強調しました。
中国貿易促進会発展研究部の聶文恵部長は、「企業の輸入により便利で効果的なサービスを提供するため、税関総署との連携強化に力を入れていく。質の高い製品やサービスのさらなる導入へ便利を図っていく」と述べました。
交通銀行の任徳奇総裁は、「国際経営のためのインフラ整備や新製品の開発、サービス貿易の利便化、経営へのサポートなどへの取り組みを続けている」と強調しました。(朱 森)