北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は5日に行われた第2回中国国際輸入博覧会の開幕式で、「開放・協力、運命を共にする」がテーマの基調演説を行い、歴史の流れや全人類の利益を優先させるという視点から、経済のグローバリゼーションに向けた3つの提案と、よりハイレベルな開放を進めるための5つの措置を発表しました。
これについて、日本の豊田通商の貸谷伊知郎取締役社長は「習主席の話は非常に明解で先見性があるものだった。自由で開かれた経済の実現に向け、力強いリーダーシップを持っていることが心に残った。特に、エゴイズムではなく、人類共通の目標をみんなで共有し、連携してやっていこうという言葉が印象的だった」と述べました。
輸入博の出展について、貸谷社長は「今回は2回目の出展で、ブースは前回の4倍の広さにしている。最先端テクノロジーの商品を、中国の方に紹介したい」と語りました。
また、今回の輸入博への期待について、「経済を通じて、中国の方ともっともっと結びつきが強くなるよう期待している。豊田通商は70年代から中国とのビジネスを開始し、現在は約200社余りの中国企業と合弁あるいは投資を行う関係にある。従業員は約3000人で、中国全土で働いている。中国と日本のさらなる経済発展のために、我々も協力したい」と言いました。