北京
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産業用ロボット「ナチ(NACHI)」の製造で知られる日本の株式会社不二越(ふじこし)の最新ロボットが輸入博に登場しました。
今年出展した新開発のロボットは重さ1kgの超小型ロボットで、0.02mmの誤差で2つのシャープペンシルの、直径0.5cmの芯と芯の照準を合わせることができるということで、ダストフリーの作業場での小型電子部品の組み立てに最適だということです。
この新型ロボットには視覚認識と運動追跡システムが備えられ、機械アームが操作者の手の動きを捉えて模倣し、指令に従い動くことが可能となります。
昨年の第1回輸入博では、一番乗りで出展契約を締結した企業として、不二越は、わずか6日間で、総額5億元余り(約7100万ドル)の注文を受けたということです。
現在、中国のロボット産業は急速に発展しており、6年連続で世界最大の産業用ロボット応用市場となっています。2019世界ロボット大会で発表されたデータによると、2019年上半期、中国のロボット市場の規模は42億5000万ドルで、世界シェアの約30%を占めています。