北京
PM2.577
3/-2
習近平国家主席は5日、第2回中国国際輸入博覧会の開幕式後に、各国の指導者と共に輸入博の会場を見学しました。
一行はまずフランス館を訪れ、習主席はマクロン仏大統領と共にフランス産ワインと牛肉を味わいました。その席上では、フランスの企業家たちが習主席に対して我先にと発言し、「我々は中国市場の先行きは明るいと見ており、中国への輸出のさらなる拡大に期待している」と示しました。これを受けて、習主席は「中国市場は大きく、多様化のニーズを満たしている。長期的な視点で中国との互恵・ウィンウィンの関係を築いてほしい」と答えました。
一行はまた、タンザニアのカシューナッツ、ギリシャの特産品と工芸品、イタリアのワイン、ジャマイカのブルーマウンテンコーヒーとラム酒ケーキ、インドネシアのパーム油、ロシアの新型ヘリコプターと新型自動車などを見学しました。
その後、一行は中国館を訪れ、「イノベーション中国」がテーマのブースでは未来の電気飛行機のフライトシミュレーターにマクロン大統領が挑戦する一幕もありました。同ブースではまた、中国が独自開発した500メートル球面電波望遠鏡(FAST)「天眼」と、潜水艇「深海勇士号」に関する展示を観覧し、上海自由貿易実験区と「一帯一路」の建設情況を聞き取りました。
さらに、中国台湾・澳門・香港の展示エリアも見学した各国の指導者は、輸入博を高く評価し、「これを契機に中国との経済・貿易協力が新たな段階に進むことを願う」とし、中国の発展と「一帯一路」の明るい未来、中国との共同発展と繁栄への期待を示しました。(雲、謙)