北京
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23/19
間もなく開幕する中国国際輸入博覧会について、欧州連合(EU)の中国駐在代表団は、「加盟国や企業に新たな商機をもたらすものになる」との声明を発表しました。これに対して外交部の耿爽報道官は4日、「楽しく訪れて、満足して帰ることになるだろう」と述べました。
4日に行われた外交部の定例記者会見で、耿報道官は、「ヨーロッパ17ヵ国が輸入博の国家展に出展し、うちフランス、イタリア、チェコ、ギリシャが主賓国である。またドイツ、イタリア、フランス、イギリス、スイスは、各企業の展示面積が上位10ヵ国に入る」と説明しました。
一方、EUのこの声明には、改革開放を堅持するとの中国の約束を歓迎していますが、それが重荷になることもあると示されています。これについて耿報道官は、「我々は全面的、有効に約束を履行する。これは国際社会と外国企業に対する中国の責任の表れであり、我々自身が経済の質の高い発展を推進し、対外開放の新しい局面を構築し、国民の生活水準を絶えずに向上させる内部の需要でもある。中国は約束を果たし、承諾を履行することに全力を尽くし、重荷にはならない。EUは中国と共に、引き続き相互尊重、互恵ウィンウィンの精神に基づき、開放的で包容力を保ち、引き続き協力を拡大し、絶えずに中国とヨーロッパに幸福をもたらし、世界により多くの安定性やエネルギーを注いでほしい」と述べました。(李陽、森)