北京
PM2.577
23/19
中国とフィリピンの南海問題をめぐる2国間交渉メカニズム(BCM)の第5回会議が28日、北京で行われました。両国の外交部門と海洋管理部門の関係者などが会議に出席しました。
双方は中国・フィリピン関係の良好な発展ぶりを高く評価し、習近平国家主席とドゥテルテ大統領が合意に達した実り豊かな内容が持つ重要性を強調するとともに、それを着実に履行すべきだとしました。双方はまた、定期的な対話の場としてのBCMの重要性を認め、BCMを通じて海上の実務協力を推進し、適切な管理と齟齬のコントロールの方法を探り、対話と相互信頼を深め続け、両国関係の健全な発展と南海の平和・安定のために働いていくことで意見を一致させました。
双方はさらに、南海情勢と中国・フィリピン両国が注目する海上問題について、踏み込みながらも友好的な意見交換を行いました。双方は南海情勢が改善しつつあることを評価し、南海に関する意見の齟齬を処理することの重要性を認め、海上における各分野の実務協力で収めた成果を振り返り、前向きで効果的な姿勢を持って齟齬を解消し、海上の実務協力を模索し、相互信頼と自信を強めていくとしました。(Mou、謙)