北京
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アゼルバイジャンの首都バクーで2日間にわたって開かれていた第18回非同盟運動サミットが、26日に閉幕しました。「バンドン精神を堅持し、世界的な試練に積極的に対応しよう」をテーマに、約160カ国と国際機関の代表らが参加しました。
サミットでは、多国間主義を推進し、地域の平和と発展を促進する「バクー宣言」が発表されました。会議の成果が盛り込まれた「バクー宣言」は、「各参加国は引き続き、非同盟運動の主旨を堅持し、現在の世界の新しい地縁政治という現実を見極めながら、非同盟運動の活力を増強させていく」とした上で、「一致団結して、発展途上国の利益を守り、公正性、包摂性、透明性、高い効率性のあるグローバルガバナンス体系の構築に努めていく」と示しています。
同宣言はまた、「各参加国は国連を中核とする多国間体制を支持し、各国の領土保全と主権の平等性を尊重し、独立した政治と相互不干渉などの原則を守っていくべきだ」と強調しました。(非、謙)