北京
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ロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領は26日、シリア情勢をめぐり電話協議を行いました。
クレムリン(ロシア大統領府)の公式サイトが26日に発表した声明によりますと、電話協議ではまず、プーチン大統領がマクロン大統領に対し、今月22日にソチで行われたトルコのエルドアン大統領との会談の内容を説明し、「ソチ会談の期間中に達成した覚書は各側の利益を考慮したもので、シリアの主権と領土保全の回復に役立つ」と強調したということです。
声明はまた、「マクロン大統領はロシアとトルコの協議を評価し、その覚書に盛り込まれた内容は現地の情勢を安定させる礎となり、シリア危機の全面的な解決にプラスに働くだろうとの考えを示した」としています。
最後に声明は「双方は、今月30日にジュネーブで開かれるシリア憲法委員会の第一回会議が前向きな雰囲気で行われ、成果を収めることを期待している」としました。(非、謙)