北京
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中国、ロシア、米国の三カ国の代表らは25日、ロシアの首都モスクワでアフガニスタン問題をめぐる第4回会議を開きました。また、同日、中国、ロシア、米国、パキスタンの4カ国の代表らによる四者会議が行われました。4カ国はアフガニスタンの主権、独立、領土の保全を尊重することを改めて強調し、いかにしてアフガニスタンの長期にわたる平和を支持するかという問題について討議しました。
4カ国は、「戦争を終結させ、長期的な平和を実現させることはアフガニスタンの人々の心からの願いである。当面の情勢を鑑みれば、平和の実現には政治的な交渉が唯一のルートであることが分かった。今後は、アフガニスタンの政府指導者と各派によるタリバンとの和平協定の達成を促進していく。すべての和平協定には婦女、成人、児童、少数民族の権利が必須である。アフガニスタンの人々の経済、社会、政治、発展、法に基づく国家管理に対する強い願いに応じるべきだ。また、違法な麻薬生産と密輸取り締まりの重要性を認識して、麻薬の脅威を徹底的になくさなければならない」と呼びかけました。(殷、星)