北京
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資料集は書籍64冊からなる
発行式の様子(写真:趙洋)
台湾光復74周年を記念するため、福建社会科学院と中国人民抗日戦争記念館が共同で編纂し、線装(和綴じ本)書局が出版した文献資料集『日本の中国侵略の軍事秘密文書・台湾侵略』の発行式が25日、北京で行われました。
この資料集は全64冊で、1872年以降の日本の軍事秘密文書4673冊が収録され、日本のスパイが収集した中国大陸沿海や台湾の海上防衛体制、軍の配備などが掲載されているほか、中国侵攻計画や実行、侵略戦争などの原始記録もあります。日本軍による台湾の侵略や統治時代の真相や確実な証拠が全面的に記載されており、『台湾独立』勢力による「日本植民有功論」に強く反論しています。
この文献集は5年前に編集を始め、日本の台湾侵略史を系統的に収集して整理したものであり、高い学術的価値があります。発行式には全国台湾連合会、中国社会科学院、北京大学などの関係者や専門家らが出席しました。(藍、森)