中国とスイス、多国間主義の国際秩序を擁護

　スイスの首都ベルンで22日、中国の王毅国務委員兼外交部長とスイスのイグナツィオ・カシス連邦参事会参事兼外相の主宰による、第2回中国・スイス外相戦略対話が行われました。

　王部長は「中国とスイスはともに多国間主義を擁護し、自由貿易体制を堅持し、単独主義と保護貿易主義に反対し、市場の相互開放を続け、企業の進出へ公平かつ開放的なビジネス環境を作るべきだ」と述べました。

　一方、カシス外相は「スイスは『一帯一路』構想を重視し、中国とともにこれに携わって質の高いパートナーになりたい。責任ある大国である中国とともに、国連を中心とする多国間主義の国際秩序を守っていく」との立場を表明しました。（ジョウ、森）