ネパール各界、習主席の訪問を高く評価

　習近平国家主席は12日と13日、ネパールを公式訪問し、発展と繁栄に向かって世代友好の戦略的協力パートナー関係を確立していくと発表し、国民生活の各分野における協力文書20件に調印しました。今回の訪問について、ネパール各界は、豊かな成果を収めたと高く評価しています。

　中国のネパール大使館のポーディアル大使は14日、首都カトマンズで取材に応じ「ネパールの経済や社会を大きく発展させていくだろう。ネパールの美しい未来が描かれている」と答えました。

　また、ネパール初のハイビジョンテレビ局「AP１」のサダク編集長は、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ＝CMG）のネパール語部門司会者とともにトーク番組を制作し、習主席のネパール訪問が両国の政治や経済、文化関係の向上に果たした役割について話し合いました。サダク編集長は番組で、「23年ぶりの中国最高指導者のネパール訪問は、『一帯一路』の枠組み内で両国関係をさらに引き上げた。調印された多数の協力文書は、ネパール政府が掲げている『繁栄のネパール、ネパール人を幸せに』という目標の早期実現につながるだろう」と述べました。

　また、中国からワクチンを輸入しているビジネスマンのマラさんは、「習主席が主張した両国の相互連結強化という決定は、両国間で新たな貿易のチャンスを提供しており、ネパールに発展の好機をもたらしている」と述べました。（藍、森）