習主席、インドとネパールの訪問を終えて帰国

　習近平国家主席は13日夜、インドのモディ首相との第2回非公式会談とネパールへの公式訪問を終えて帰国しました。

　現地時間13日正午、習主席はネパールの首都カトマンズから帰国の途に着きました。空港に向かう沿道では数千人もの民衆が見送り、空港ではバンダリ大統領が歓送式を行い、プン副大統領やオリ総理をはじめ閣僚の全員、軍側の高級将校が参加しました。

　空港で習主席は「今回のネパール訪問は非常に成功した。ネパール政府と民衆から熱い歓迎を受けた。各界の人々や民衆の真摯かつ心からの笑顔に両国友好の厚みを感じた。両国の伝統ある友情は強固なものであると堅く信じている。大統領とネパール政府および民衆の心のこもった対応に感謝する。今回の訪問で両国関係が向上できたことに満足している。今後は、両国の友好を受け継ぎ推し進めるため、ともに努力していきたい」と述べました。

　バンダリ大統領は「習主席の来訪はネパール人民の光栄であり、その喜びは言葉で表せない。訪問は多くの成果を上げ、両国関係の重要な一里塚になった。両国関係は新しい時代に入り、より高いレベルへと踏み出した。このことに関して、ネパールは国を挙げて歓迎するとともに励まされている。今後、ネパールは中国とともに、両国友好と戦略的協力パートナー関係を促していきたい」と強調しました。（朱　星）