習主席のネパール訪問、地元紙で積極的評価

　ネパールメディアは13日、主要紙やテレビ番組の主要時間帯で「習近平主席のネパール訪問は積極的な意義がある」と伝えました。地元メディアは、習主席のネパール訪問は歴史的な出来事であり、両国関係が大幅に向上されたとしています。

　ネパールの主要紙「アンナプルナ・ポスト（Annapurna Post）」は13日、サイトで論説を掲載し、「習主席の訪問はネパールにとって千載一遇のチャンスであり、両国は協力分野を拡大し、両国関係を更に向上させることになる」とした上で、「中国の発展経験をネパールは学ばなければならない」との考えを示しました。

　ネパールの主要英文紙カトマンズ・ポスト（Kathmandu Post）は13日、一面のトップ記事で習主席の関連報道を伝えました。記事では、両国の未来における経済貿易協力の幅広い見通しに焦点を当てています。また、同じく一面で論説も掲載し、「習主席のネパール訪問は、ネパールの地域事務における影響力の向上にもつながった」と指摘しました。

　さらに英文紙「ザ・ ヒマラヤン・タイムズ（The Himalayan Times）」は13日、一面トップで『習主席のネパール訪問はランドリンク建設に助力』と題する文章を掲載しました。記事ではネパールが習主席の訪問を歓迎する際に行った準備活動を紹介した上で、今回の訪問はネパールの飛躍的な発展を推し進めることや閉ざされた国から開かれた国への転換を助力することになるとしています。（RYU、星）