北京
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中印首脳の第2回非公式会談が11日、インドのタミル・ナードゥ州の州都チェンナイで行われました。これについて、同州のK・パンディアラジャン文化教育相は「わが州は、中国の各地区とより多くの協力を展開していきたい」との意欲を示しました。
インド南東部のベンガル湾に面するチェンナイは、インドの重要な通商港で、昔から海上貿易で盛んな街です。この街での両国首脳の第2回非公式会談の実施について、パンディアラジャン氏は「中国もインドも長い歴史を持つ国で、国情も似ている。両国が理解を深められれば、アジアのみならず世界にも大きな影響を与えることができるだろう」と述べました。また、タミル・ナードゥ州と中国の協力事業について、「わが州は豊かな資源を持ち、昔から原材料の生産拠点として栄えている。タミル・ナードゥ産の材料を輸入する中国企業も少なくない。また、ここを通じて、両国の経済交流で重要な役割を果たす国内工場も増えつつある」と強調しました。
さらに、「両首脳がこの美しい街で個人同士の絆を結び、両国の友好を促すことを望んでいる。この意義深い街を選び、顔を合わせて話し合うことは、きっと多くの問題を解決できるだろう。今回の会合が、タミル・ナードゥ州や両国の人々に、望ましい成果をもたらすことを期待している」と語りました。(朱 謙)