北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席はネパールのバンダリ大統領の招きに応じ、12日から13日にかけてネパールを公式訪問します。これに先立ち、ネパールのオリ首相は中国の報道機関に対して「習近平主席の来訪は、新たな意義を持つもので、両国の政治や外交、経済、社会、文化などにおける協力が大きく促されるだろう」との見方を示しました。
オリ首相は「習近平主席の今回の訪問は、中国国家元首の23年ぶりの来訪で、両国関係が新たなレベルに達した歴史的な時期の来訪でもある」と、今回の訪問の重要性を強調しました。また、「現在、中国は世界の経済発展の最も強力なエンジンになっており、貧困削減においても大きな成果を挙げている。世界各国が見習うべき手本だ。また、中国は国際社会における自身の役割を調整し、国内の安定を保ちながら国際社会でも声を発し続けている。世界の平和、正義、平等を擁護する重要な力になっている」と評価しました。
さらに、両国の伝統的な友情について、「ネパールと中国は従来から友好関係を保っている。特に、ネパールで大地震が発生した2015年に、中国は多大な援助を行い、震災後の再建で大きな役割を果たしてくれた」と述べました。
最後にオリ首相は「両国の『一帯一路』共同構築には重要な意義がある」と表した上で、習近平主席の訪問への期待を示しました。(朱 謙)