北京
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習近平国家主席はネパールへの公式訪問に先立ち、11日付の現地の新聞「ゴルカパトラ」、「ライジングネパール」、「カンティプル」に「ヒマラヤを越える友情を新たな高みへと」と題した文章を寄稿しました。
習主席はその中で、「私は、ネパールを訪問するのは初めてだが、この国には馴染みがないわけではない。これまでに中国を訪れたネパールの指導者と何度も会談し、深い友情を育んでいる。隣国である両国は山と川がつながっており、代々にわたって友好関係が続いている。1955年の国交樹立後、双方は終始尊重しあい、信頼しあい、支持し合ってきている。隣国間において、平等な付き合い、友好的な協力、互恵ウィンウィンの手本を示している。両国は互いに尊重し、信頼する良きパートナーである。双方は平和共存五原則に基づいて、国境線を確定した。両国は互恵ウィンウィンの良きパートナーである。ネパールは中国が南アジア地域における重要な貿易パートナーで、開発協力のパートナーである。昨年、双方の貿易額は11億ドルに達し、このうち、中国の対ネパール投資が3億ドルを超えている。ネパールは『一帯一路』共同建設に積極的に参加している。双方は学び合う良き隣人でもある。南アジア地域において、ネパールは中国人観光客を真っ先に受け入れた国でもあり、現在、毎年、両国間の人的往来は延べ30万人に上っている。両国は助け合う良き兄弟で、両国の国民は理解し合える夢があり、つながっている運命がある」と示しました。また、両国関係の今後に向けて、「戦略面での意思疎通の深化、実務協力の開拓、人的文化交流の拡大、安全保障分野での協力強化」という4点の提案も行っています。(殷、Yan)