北京
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閉幕式での素晴らしい出し物
5カ月間余りにわたって開かれた北京国際園芸博覧会の閉幕式が9日夜、会場内の嬀汭劇場で行われました。1000人近い出席者を集め、素晴らしい出し物が披露されました。園芸博は国内外から高く評価され、来場者の賞賛を得ています。
閉幕式のテーマは「収穫の賛歌」で、自然は生命共同体であるとの理念で行われ、来場者の気持ちや感動、園芸博の振り返り、そしてこれからのビジョンを融合させ、命の尊さを謳いました。
503ヘクタールの会場内で110以上の国と国際機関が出展した園芸博は、4月末の開幕から合計934万人が来場しました。
これについて、国際園芸家協会(AIPH)のオステロム会長は「これまで最高であり、独特な方法でテーマ『グリーンライフ・美しいホームランド』を理解してもらいながら、そのコンセンサスを世界各地に伝えた」と評価しました。
園芸博の会場は閉会後、エコ文明のモデル基地や市民の観光スポットになり、2022年冬のオリンピック・パラリンピックにも利用されます。これについて、博覧会国際事務局(BIE)のロセルタレス事務局長は「閉会後も会場が大きな役割を果たすことは、園芸博の意義を再現するもので、短い開催期間だったが、心の財産としてわれわれの子孫に永遠に伝わっていく」と述べました。(Lin、森)