北京
PM2.577
23/19
スウェーデンの首都ストックホルムで現地時間5日、朝鮮と米国の政府代表が、朝鮮の核問題をめぐって実務協議を開きました。
協議の後、米国務省は「良い話し合いができた」と発表し、2週間後に再び協議をしたいとの意向を示しましたが、朝鮮側は数カ月ぶりの朝米実務協議に「失望した」と表明しました。
米国務省は声明で、「8時間半にわたる協議で創造的な案を示し、またシンガポールでの初めての米朝首脳会談の成果を進める案を出した」と示しました。一方で、朝鮮の金明吉(キムミョンギル)首席代表は協議について、「我々の期待通りにならず、決裂した。米国の提案に大変失望した。実務協議を再開するかは米国次第だ」と述べました。
この発言に対して米国は、「実際の状況を反映していない。我々はスウェーデンの招待を受け、2週間後にストックホルムで交渉を再開する予定だ」と示しました。朝鮮がこれに応じるかは明らかにされていません。(殷、森)