北京
PM2.577
3/-2
王毅国務委員兼外交部長は26日、ニューヨークの国連本部で、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の前・現・次期議長国およびカリブ共同体議長国で構成される「カルテット」との第7回外相会合を主宰しました。
王外交部長は「中国はCELACと、平等で互恵的な関係に基づき、相手側の中心的利益と重要な利益に配慮し合い、それぞれの政治体制と発展の道を尊重していきたい。また、互いの内政には干渉しない。協議・協力・共有を理念としてそれぞれの優位性を活かし、持続可能な成長を推進し、共同発展を実現させたい」と述べました。
その上で、王部長は「中国とCELACの協力は双方の需要と根本的な利益に見合う、双方による自主的な選択である。中国は過去にも、そして現在も、ラテンアメリカに対する地政学的な考慮をしておらず、将来的にすることもない。また、中国はラテンアメリカの独特な歴史を尊重し、地域諸国が他国との関係を発展させていくことを支持する。地域諸国の意思を尊重した上で、3カ国協力や多国間協力を検討し、ウィンウィンを実現させたい」と強調しました。(鵬、謙)