北京
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ニューヨークの国連本部で開かれている国連気候行動サミットに現地時間23日、習近平国家主席の特別代表を務める王毅国務委員兼外交部長が出席しました。国連のグテーレス事務総長がサミットを主宰しました。
王外交部長はサミットの中で、「気候変動は人類の未来にかかわる、各国が共に直面する試練であり、力を合わせて対応すべきだ。また、『パリ協定』およびその実施細則を確実に履行し、今回のサミットや『気候変動枠組条約』第25回締約国会議が前向きな成果を収められるよう取り組む必要がある。気候変動を経済社会の発展と結び付け、経済成長を速めると同時に、グリーンでエコな社会への転換を実現しなければならない」と述べた上で、多国間主義を堅持し、発展途上国の気候変動対応能力の向上を支援することの必要性を語りました。
王外交部長はまた、「中国はエコ文明へ向けた整備を重視している。中国は関係諸国や国際機関と共に、150以上の行動計画を提案し、生物多様性保護に関する30あまりの模範的な事例をまとめた。各国が共に努力すれば、より清潔で、より麗しい世界を築き上げることができると信じている」と指摘しました。(非、謙)