北京
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衛星「珠海1号03」5基を載せて打ち上げられた運搬ロケット「長征11号」
複数のハイスペクトル衛星がそれぞれの軌道で運行するイメージ
甘粛省の酒泉衛星発射センターで19日、衛星「珠海1号03」のあわせて5基が、運搬ロケット「長征11号」に載せられて打ち上げられました。衛星はいずれも予定の軌道に乗っています。「長征11号」の利用は、今回で311回目となります。
「珠海1号」シリーズは、商業用衛星の打ち上げ事業であり、あわせて34基が発射される予定で、天然資源や生態環境、農業といった分野で利用されます。おととし6月15日にユニット「01」の2基が、去年4月26日にユニット「02」の5基が打ち上げられています。
今回発射した「03」は、動画衛星1基とハイスペクトル衛星4基で構成され、複数のスペクトル衛星を様々な軌道で運行させることにより、データの収集能力が大幅に向上する見込みです。(殷、森)