ロシア産のサケが初めて中国に出荷へ

　ロシア産のサケが、このほど中国に初めて出荷されることになりました。広大な海岸線を持つロシアは、国内、世界の輸出市場に向けて、サケをはじめ水産物の養殖・生産の計画を進めています。

　ロシア北西部キルディン島付近のバレンツ海には、水質のよい冷水でおよそ300万匹のサケを飼育する大規模な養殖場があります。地元の人は、ノルウェー人からサケの養殖方法や経験を学んで応用し、きれいな自然環境で優れた製品を生産できることに期待しています

　地元の生産者は、中国に製品を輸出することは経済的に実行可能性があるとして、中国の需要と供給を満たすと同時に、自分たちに高い利益をもたらすチャンスでもあると自信を示しています。