北京
PM2.577
23/19
フィリピン民主党・国民の力(PDP・ラバン)の代表であるロドリゴ・ドゥテルテ大統領は16日、大統領官邸で陳敏爾中国共産党中央政治局委員・中国共産党重慶市委員会書記と会見しました。
席上、陳委員は、習近平国家主席の挨拶を伝えたうえで、「このほど、習主席は大統領閣下と再度会談を行い、両国関係のさらなる発展について重要な共通認識に達した。中国はフィリピンと共に、両国の首脳が合意したことを実行に移し、政権政党の往来を強め、政治的相互信頼を増やし、『一帯一路』枠組内における協力を深化させ、両国関係が絶えず新たな進展を収めていけるよう推し進めていく。重慶市はフィリピンと地方の往来を強化し、グローバル化した陸上と海上の貿易ルートを通して、各分野における交流と協力を深め、両国関係の発展に積極的に寄与していきたい」と述べました。
これに対して、ドゥテルテ大統領は、陳委員に習近平主席への祝福のメッセージを託し、「当面の両国関係はこれまでの歴史において最高の時期にあり、各分野における協力は全面的に進められ、政党間や地方間の往来も日増しに活発になっている」とすると共に、中国によるフィリピンの経済や社会発展への支持と協力に感謝の意を表したほか、引き続き中国共産党の国政運営の経験を参考にし、それを学び、『一帯一路』の共同構築に積極的に参加していきたい」と述べました。また、重慶市とフィリピンがより多くの交流と協力を展開することを歓迎すると表しました。(藍、Yan)