北京
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国連ジュネーブ事務局やスイスの各国際機関の常駐代表を務める陳旭大使は13日、国連人権理事会第42回会議で、139カ国を代表して「発展権を十分に実現させ、発展の恩恵を全人類にもたらす」と題する共同コミュニケを発表しました。
陳大使は「発展は人類の永遠の課題である。各国による実践、とりわけ発展途上国の成功例に示されたように、発展は人権の実現と共有において極めて重要な役割を果たしている」と述べました。
さらに、「国民の幸せな生活こそが、最大の人権だ。世界には今、一国主義や保護主義が蔓延し、各国の相互信頼と協力に支障を与えている。各国の発展は依然として不均衡・不協調・不十分であり、貧困と飢餓は未だに根絶されず、世界規模の発展権の実現は予測よりも遅れている。各国は国連の『発展権利宣言』を指針として発展権の実現を促し、イノベーション・協調・グリーン・開放・共有の発展理念を堅持しながら、発展への平等な参加と尊厳ある生活を送る国民の権利を確保しなければならない」と呼びかけました。(Lin,謙)