北京
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「世界の屋根」と呼ばれるチベット。経済や社会が飛躍的な発展を遂げています。チベット自治区政府は12日、国務院報道弁公室の記者会見で、新中国の成立から70年間で収めた輝かしい成果を説明しました。
チベット自治区は、26年連続で経済成長率が二桁の伸びを記録しています。特に中国共産党の第18回党大会以降は全国の上位にあり、去年末までの総生産額は1477億6300万元に達し、1959年の191倍となりました。また去年、都市部住民の可処分所得は3万3797元、農牧民は1万1450元で、いずれも全国の上位であるということです。
自治区には現在、幼稚園から大学まで教育施設が2442ヵ所あり、児童の入学率は99%に達しています。さらに、医療機関は1548カ所あり、平均寿命は1959年の35.5歳から現在は70.6歳に延びています。
また改革開放以来、観光業が中心産業となっています。去年、チベットを訪れた観光客は3368万7300人に達し、観光収入は前の年より3割ほど増えて490億元以上に達しています。(Lin、森)