北京
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李克強総理は、ロシアのメドベージェフ首相の招きを受け、16日から18日にかけてロシアを公式訪問し、第24回中露首相定期会談に臨む予定です。
商務部の高峰報道官は12日、北京での定例記者会見で、「李総理のロシア訪問期間中、両国は貿易、投資、デジタル経済、農業、科学技術、宇宙開発、原子力など、さまざまな分野で実務協定を締結する見込みだ」と明らかにしました。
中露両国はこのところ貿易が急成長しており、去年1年間の貿易総額は1000億ドルの大台を突破し、中国は9年連続でロシアの最大の貿易パートナーとなりました。
高報道官はまた、「今年1月から8月までの両国の貿易額は705億9000万ドルで、前の年の同じ時期より4.5%伸びた。また、去年はサービス貿易も急成長しており、前の年より倍増して175億9000万ドルに達し、貿易協力の新しいポイントになっている」と述べました。
また、高報道官は、「協力事業の範囲も絶えず拡大しており、これまでの石油や天然ガスなどのエネルギーや農林開発から、自動車、家電、食品加工など製造業へも広がり、投資の方法も多元化している」と説明しました。(Lin,森)