中国の証券会社と共に歩んで~徳地立人さんに聞く(上)

2019-09-10 21:16  CRI

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 「新中国70周年を迎えて」のシリーズ・インタビュー、今週から2週にわたって経済と金融のプロ・徳地立人さんにお話を伺います。徳地さんは日本人でありながら中国の資本市場の成長を内側から見つめ続け、それだけでなく“担い手”としても大勢の中国人の同僚たち共にかかわってきたというユニークな経歴をお持ちです。

 父・末夫さんはかつてCRI(当時は「北京放送」として親しまれていた)に在籍する日本人専門家でした。父親の仕事の関係で、徳地さんは少年時代から青年期にかけて、1960年代から70年代までの13年間を家族と共に北京で過ごしました。末夫さんからやや遅れて、1963年末に子ども三人を連れて北京にやってきた母・香縷子さん(1924年山形生まれ、現在95歳)は、渡航後は日本語教育を始めたばかりだった北京外国語学校(小学から高校)の教師として15年間日本語教育の仕事に携わり、数百人の中国人学生を育てました。

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1964年、中国へ向かう玄界丸の中で兄、姉と記念写真(中央)(写真提供:徳地立人さん)

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1978年、北京放送の同僚が開いた徳地末夫さん、香縷子さんの送別会(二列目左から3人目が香縷子さん、4人目が末夫さん)

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北京の教え子らによる徳地香縷子先生への思い出が綴られた本の表紙

 1977年、25歳の誕生日の日に日本に本帰国した立人さんは、その後、日本の証券会社に入社。スタンフォード大学での留学やアメリカでの勤務を経て、世界を舞台に活躍してきました。

 一方、中国は1978年末から「改革開放」が始まり、1990年12月19日、上海証券取引所、1991年7月3日に、深セン証券取引所がそれぞれ正式に開業しました。

 こうした時代の変化を背景に、2002年に、徳地さんは仕事のパートナーでもあった中国の友人に誘われて、中国政府系大手コングロマリットである中国中信集団公司(CITIC Group)傘下の中信証券に副社長として転職。中国の証券会社における外国籍経営陣メンバーの第一号でした。その後、2015年の定年までに13年間の人生を中信証券と共に歩んできました。中信証券は現在では中国を代表し、世界に羽ばたく金融会社となっていますが、徳地さんが入社したばかりの頃は創業からまだ7年も経たない中堅企業でした。徳地さんの在職期間は、中国の証券業や金融開放に大きな変化が起きた時期でもあります。

 今回は徳地さんに「人間としての原点、中国への理解の原点」だった子ども時代の思い出から、中国の証券会社の経営陣として働いていた頃に実際に体験した中国のダイナミックな変化などをめぐってお話を伺います。

 「CRIインタビュー」でしか聞けないお話がたくさんありますので、ぜひお聴き逃しのないように。そしてお聞きになってご意見やご感想などをnihao2180@cri.com.cn宛てにお寄せください。お待ちしております。

【プロフィール】

 徳地 立人 (とくち たつひと)さん

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 清華大学公共管理学院産業発展と環境ガバナンスセンター(CIDEG)執行理事兼研究員(リサーチフェロー)
 中国石油天然气股份有限公司 社外取締役

 1952年東京生まれ。1964年から1977年、北京で仕事をしていた父親と共に、一家で北京で13年間を過ごす。北京大学中国文学学科卒業、スタンフォード大学東アジア研究センターにて修士号を取得(中国経済)。
 20数年日本の大和証券に勤務、主に米国、香港、北京、シンガポールなどで国際投資銀行業務に従事。2002年に、中国政府系大手コングロマリットである中国中信集団公司(CITIC Group)傘下の中信証券に副社長として入社。その後、マネージングディレクター兼投資銀行委員会主席、中信証券国際主席などを歴任し、2015年末、退任。
 2009年、中国金融業界での功労が認められ、中国政府より“友誼賞”を受賞。
 元国家外国専門家局諮問委員会外国専門家顧問委員。現在、トヨタ自動車、東京海上グループ、星野リゾートなど日本企業への中国関連のアドバイスも行っている。

主な著作:
『国有企業到境外上市公司』(主編)、『企業重組導論』(編集委員)など。

 この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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9月16日放送分
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