北京
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米国コロンビア大学のリー・ボリンジャー学長は3日、すべての教員や学生宛に、「連邦捜査局(FBI)は、中国人を中心に外国出身の学生や訪問学者を監視するよう仕向けている」とのメールを送信しました。そして、コロンビア大学はこのようなことはしないとも指摘しました。
ボリンジャー学長は、「FBIは大学に協力を求めているが、大学は学生を監視するわけにはいかない」と述べました。コロンビア大学は150以上の国から学生や研究者が集まり、多元的でオープンなムードを作り上げているので、学校側として様々な魅力ある策を講じるべきだと強調しています。
ボリンジャー学長は、先月30日にも「ワシントン・ポスト」に、『ノー、外国出身の学生を監視しない』との文章を発表し、「わざわざ地球を半周して大学に潜入する必要などはなく、最新の学術誌や革新の成果はネットでも調べられる」と表明しました。さらに、「学校管理者や教授、研究者は捜査当局の一員ではなく、またそうなってはならない」と強調しました。(玉華、森)