北京
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23/19
フィリピンのドゥテルテ大統領が8月28日から9月1日にかけて中国を訪問しました。これについてフィリピンの政府高官や学者らは、「多くの成果が収められ、両国の実務協力の推進に役立つ訪中となった」との認識を示しています。
パネロ大統領報道官は、「大統領の訪中は成功した。両国関係はより緊密なものになる」と語った上で、「北京での両首脳の会談では、親しみを持ちながらも率直な意見交換が行われた。今回の訪問を通じて、両国の経済・貿易上の往来や石油・ガスの共同開発における協力は大きな進歩を遂げた」としました。
また、ドゥテルテ大統領に随行したロペス貿易産業大臣は、両国の貿易協力の強化に歓迎の意を表し、「ここ3年、中国のフィリピンに対する投資は急増している。製造業、インフラ施設、エネルギーなど多くの分野で、中国による現地への投資プロジェクトが実行に移された。これらがフィリピンの経済発展に積極的な役割を果たしている」と語りました。(李、謙)