北京
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旧日本軍により中国戦線に派遣された迫撃第五大隊が、1938年から1939年にかけて実施した毒ガス戦に関する様々な実態を示した貴重な資料である「迫撃第五大隊毒ガス戦関係資料」が26日、東京で不二出版から発行されました。
この資料は、中国北方で作戦を展開していた旧日本軍の毒ガス部隊「迫撃第五大隊」について、戦いぶりや砲弾の使用状況、毒ガス弾使用命令の写しなどが示されています。共同通信は先ごろ、日本の歴史学者である松野誠也氏が、中国侵略日本軍の毒ガス弾使用に関する「戦闘詳報」を発見したと報道しました。これには1939年7月に山西省の山岳地帯で実施した晋東作戦の様子が詳しく記載されています。この発見は、直ちに日本の大手メディアや学界から注目されました。(非、森)