北京市人民政府報道弁公室は、中華人民共和国成立70周年の発展成果をテーマとする記者会見を開き、ハイテクイノベーションに関する成果を発表しました。
それによりますと、去年1年間、北京市の新経済の増加値が総生産に占める割合は3分の1を上回り、ハイテク産業の売上高は3兆2500億元、人工知能(AI)関連の生産規模は1500億元に上ったということです。また、特許の申請件数と取得件数はいずれも2012年より倍増し、技術契約の総額は4957億8000万元で、同じく2012年よりも倍増したということです。
さらに、2012年以降、市内の企業や団体が獲得した国家科学技術賞は全国の3分の1を占める500件以上に達しました。そして去年の技術系企業の1日当たりの設立件数はおよそ200社でした。市内には現在、国家クラス製造業イノベーションセンターが3ヵ所、産業イノベーションセンターが11ヵ所、国家技術イノベーションモデル企業が28社、国家クラスの企業技術センターが92ヵ所あり、また国家クラスのハイテク企業は2012年の3.1倍となる2万5千社に達しています。(Lin、森)