北京
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欧州連合(EU)のトゥスク大統領は24日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)がフランス南西部ビアリッツで開幕することを控え、「貿易戦は止めるべきである」と呼びかけました。トゥスク大統領は同日の記者会見で、「貿易戦よりも貿易協定と世界貿易機関の改革のほうが有益である。貿易戦は衰退をもたらすが、貿易協定は経済を促進する。アメリカのトランプ大統領が政治的理由で関税を利用するならば、EUを含む全世界を脅かすことになる」と語りました。
また、「フランスが導入したIT企業へのデジタルサービス税へ報復のためにフランス産ワインに対する追加関税措置をアメリカが取るなら、EUはフランスとともにアメリカに対して断固として対抗措置を講じる」と述べました。(閣、星)