北京
PM2.577
3/-2
8月15日は日本が敗戦を迎えてから74周年の記念日となります。日本政府はこの日、東京にある日本武道館で、令和初の「全国戦没者追悼式」を行いました。追悼式に参加した徳仁天皇は、「お言葉」の中で過去の歴史に対して「深い反省」を示し、「戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う」と述べました。「深い反省」という表現は、先代の明仁天皇が敗戦70周年である2015年の「全国戦没者追悼式」の「お言葉」の中で用いて以来、その後ずっと使用し続けてきた言葉ですが、今回徳仁天皇は先代天皇の歴史に対する姿勢を踏襲したことになります。
安倍晋三首相、衆参両院議長及び遺族の代表ら6500人余りが追悼式に出席しました。安倍首相は挨拶の中で、「歴史の教訓を銘記する」と述べたものの、アジア諸国に対する加害者責任については言及しませんでした。
この日、安倍首相は稲田朋美自民党総裁特別補佐を通して、A級戦犯の祀られている靖国神社に玉串料を納めました。これは安倍首相にとって、7年連続で「自民党総裁」の立場で奉納した玉串料となります。このほか、萩生田光一自民党幹事長代理、小泉進次郎自民党厚生労働部会会長及び超党派国会議員連盟の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の数十人の国会議員が靖国神社を参拝したということです。(Yan、む)
関連ニュース